あちょのハンドメイド日和

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【雪花技法】藍染で筆を使うとどうなる?

筆染めのやり方

藍染めを使用し、雪花技法で筆染めに挑戦をしてみました。

そのときの記録になります。

 

結論からいうと模様は大きく変化しました。

言葉でいうと深みが凄いという感じです。

 

 

手順

普段作っている雪花絞りの準備をします。

違うのは液に浸けるのではなく、筆で塗ること

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筆でひたすら塗ります。

全部を塗るのではなく、塗る場所は絞りました。

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空白場所を作り、模様を作るイメージで染めてみました。

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上から見た写真です。

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この作業を数十回繰り返します。('Д')

 

ポイントは塗るのではなく、筆の液を布に染み込ませるように注ぐ感じです。

液に筆を浸けるときも、かき混ぜると酸化が早まるため、表面に浸けるようにしています。

 

あまり時間をかけすぎると、酸化により染まらなくなります。藍染の難しいところです。

 

下の画像は全部染まっていますが、これぐらい塗らないと模様にならないです。

 

もし、この状態で染まりが悪い場合は、アルカリ性から酸性寄りになっているのが原因です。

 

 

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これを開いてみます。

ワクワクする瞬間です。

奥まで染料が入り込んでますね。

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開いてみると、普段見れない濃さが出ました。

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完成品

そして完成品です。

初めて見る深みのある模様となりました。

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 ポイントしては、同じ場所を塗り続けるのがコツでしょうか。

 

感想ですが、深みが凄いです。

写真だと上手く伝わりませんが、そうとしか書けない。

ただし、手間がすごいかかるため、大量には作れないです。

 

ハンドメイド品で販売していて嬉しいのが、「実物より良かった」と言われることですが、写真でも上手く伝えられたらと悩むところです。

 

見て頂きありがとうございました。

 

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