玉葱(たまねぎ)の皮で染めると黄色を作れます。
スーパーで普通に買える玉葱です。
皮の部分は食べれないので大量に捨てますが、この部分が立派な染料となります。
用意する植物染料
玉葱を購入
玉葱も種類がありますが、写真のようなものを使います。
カレーでも作ればいくらでも貯まるし、保存しても腐り難いです。
染料を作る
準備したものを鍋で煮込みます。
30分ほど煮込みましたが、短い時間でも液の抽出は出来そうでした。
媒染による変化
媒染の種類でどのように変化するかを確認してみました。
左から鉄媒染・銅媒染・アルミ媒染です。
パウチにそれぞれの媒染液で染めたものです。
結果がこちらになります。
媒染を変えるだけでハッキリと色が変化します。
生地を染める
染める生地が絹であればそのまま染まりますが、綿の場合は事前に豆乳につけるか、染料に媒染剤を入れる必要があります。
詳細な理由はこちらで書いてあります。
今回のハンカチ染めはアルミ媒染を使用しました。
鍋の中にすでに入れています。
1時間後に取り出してみた。
しっかりと染まっています。
完成品
こちらが完成した物です。
たまねぎの皮だけで簡単に染められましたね。
売り物として見栄えよく撮影してみました。
まとめ
・玉葱の皮で黄色の染料が作れる
・綿などは媒染剤の追加が必要
と身近なもので簡単に染めることが可能です。
媒染の変化
アルミ:黄色
銅 :オレンジ寄りの黄色
鉄 :深緑
参考になれば幸いです。