知り合いの人に頂いたのでハルジオンを染めてみました。
キク科の多年草の1種らしいです。
「貧乏草」と呼ばれており折ったり摘んだりすると貧乏になると言われています。
理由の1つに手入れをしない家にも生えることがあります。
綺麗に染まる植物なので私としてはありがたいです。( ´艸`)
草木染をすると色は黄色~緑色系を作ることができます。
用意する植物染料
ハルジオンを用意
頂いたハルジオンです。
生葉と乾燥したのを頂き、まずは新鮮な生葉で染めました。
液を煮込んで抽出
ネットに入れて20分ほど煮込みます。
特に媒染は入れていない状態です。
媒染液による変化
媒染液に染めたパウチを用意しました。
これを各コップに入れて染めます。
抽出した液を入れた状態です。
左から鉄媒染・銅媒染・アルミ媒染となります。
取り出して乾かした状態です。
黄色系はきはだ、えんじゅがありますが、それとも微妙に違う感じとなりました。
糸を染める
完成した液で糸を染めてみました。
下がアルミ媒染・上が鉄媒染で染めた糸です。
パウチは洗わずに乾かしているので、それと比べると糸は洗っているので少し薄くなっています。
まとめ
ハルジオンで染めると黄色系に染まりました。
えんじゅ や 玉ねぎと違い、色に柔らかい感じがします。
感覚の話ですが色は
アルミ媒染:柔らかい黄色
銅媒染 :パキッとした黄色
鉄媒染 :渋めの濃茶
こんな感じのイメージです。
貧乏草と言われていますが、染料としては輝いている気がします。
染めた糸はメルカリで販売もしております。
オーダーも受け付けているので気兼ねなく聞いてください。