あちょのハンドメイド日和

刺し子と染織を紹介と作り方をまとめています。

【紫根(しこん)染織】雪花・群雲で染め方

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紫根で染めてみる

植物染織の1つで紫紺をやりたくなりました。

綺麗な紫色に惹かれた私です。

 

結論からいうと難易度が高いし、手間がすごくかかりました。

 

私はさらしなどの木綿をメインで染めましたが、本来は絹などが基本で木綿を染めるのは難しいみたいです。

 

それでもそれらしい色に染まったので載せておきます。
個人的には充分成功だと感じています。

 

 

用意した道具

用意する道具ですが

・紫根

昔は薬にも使われていました。

 

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・ホワイトリカー(お酒)

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 紫根は染料の抽出が難しいので、アルコール度数の高い方法で抽出が主流らしいです。

 お店でも専用の抽出剤が紹介されていましたが、お酒を採用してみました。

 

・容器

ボールでも大丈夫です。

群雲用にお茶の入れ物を追加で用意しました。

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・紫根を入れる透過性のあるものを用意してください。

 お茶を煮出すものだといいです。

 

 私は透過性が良すぎた関係で、紫根の粉が大量に発生しました。

 ろ過すればよかった。( ノД`)シクシク…

 

完成した染液に浸ける

1晩置いて軽く揉んだ状態です。

1リットルほどですが、濃くなりましたね。

 

これで終わりではなく、更に1~2回抽出しました。

 

実際はもっと抽出可能らしいです。

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染めた布です。

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両方とも焼きミョウバンのアルミばいせんです。

左が複数回染めたもの

右が一晩で1回染めたもの

 

暑い中で、干す⇒染めるを繰り返して濃い色になったのかもしれません。

直射日光は避けたんですが、陰干しすれば良かったです。

 

そこから追加で、5回以上染めています。

黒っぽい粉は紫根です。

ろ過をしっかりすればある程度除去できます。

 

紫根は繰り返し染めるのが基本のため、単独で雪花技術に使うのは難しいです。

 

後日夏の日差しにあてた所、紫色が黒ずんでしまいました

気温40度だったので直射日光で紫根の色素限界温度70度を超えたのかも( ゚Д゚)

 

次の写真は1回紫根で染めたものに藍染をしたものです。

写真だと紫色がほとんどわかりませんが、白い部分が全部薄紫になっており、藍との境目がエメラルドグリーンとなっています。

 

説明しないと分からないレベルです。

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群雲技法も試してみましたが、薄く染まりました。
10回くらい染めたんですが、重ね初めも効果が薄いですね。

 

そもそも絹以外は染まり難いので仕方ないんですが・・

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こちらは再度1晩液に浸けたものです。(やきみょうばん)

普通に綺麗な模様になりました。

ガラス模様みたいでいいですね。

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まとめ

染織の難易度は高いです。( ゚Д゚)

 

・紫根染織は絹染めが基本なので、木綿が向いていない。

・複数回で徐々に濃くするのが基本。

・1回で染める技法には向いていない。
 ただし、1回の時間が数日単位であればそこそこそまる。

・ろ過をしっかりしないと粉が残ります。(後処理が大変)

・液作りはアルコール抽出方法が安定して出来る。(費用がかかる)

・熱に弱い、70度で色素が壊れます。(黒くなる)

 

 

かなり手間がかかりましたが、藍染と合わせた雪花技法にチャレンジもしています。

ただし、紫根(白色)部分と藍色が混ざってしまい、紫色⇒グレー色になってしましました。

 

紫根は単色染めがベストですね。
重ねると紫色が消えてしまいます。

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紫根色は綺麗な色でした。
また、挑戦してみたいと思います。

 

昔の人惹かれた理由が分かる気がしますね。(^_-)-☆