雪花絞り技法(その4)
染織方法の雪花染めをパターンを変えて実験。
今回は次の内容に注意した結果⇒成功!!
太い線を作るポイントを意識したことが成功の要因です。
ポイント
・濃度は布を浸ける前に、爪楊枝などで染液の濃度を確認
(薄くて失敗を回避)
・浸ける時間を60分
(浸食具体を大きくするため)
・締め付ける強さはほどほどに
(強いと模様が線だけになるから)
・液から出した後は40分置く
これらを意識しました。
写真を後半に載せています。
染めるパターンその1
実は少しアレンジをしています。
少し小さめの木片を使用しているのと、染料は染める分だけ用意
この技で浸食部分を調整できます。
すぐに売れたのもあり、記憶に残る手法です。
木片からはみ出す重要な技法でした。
こちらについては、結果的に3分の1くらい染めて終わる形となりました。
浸ける液は事前に2つ用意(上:オレンジ、下:青)
浸ける時間を60分の予定でしたが、液が無くなったため
頂点(オレンジ色)をすぐに浸ける方向に変更
オレンジ色に浸す。
白い部分が3分の1残る配置
富士山みたいです。
右下が濃いため、これが大きい模様になってしまいました。
浸食時に傾いていたかも
折り目の部分で模様が変わりましたが、概ね予想通りの模様となりました。
一部太くなった部分がありました。
これは浸ける状況が均一に出来なかったことが原因です。
途中にも書きましたが、傾いていたのが原因です。
液を全て吸わせる技法でなければ、申し少し安定した線だったと思います。
技術を増やすと難しくなりますね。('ω')
染めるパターンその2
再度この内容でチャレンジ
赤一色で染めてみました。
この浸食時間が短いと、線だけになります。
浸食時間を長して線を太くする作戦。
浮いてくるので重しをしました。
60分浸けました。
イチゴの模様を思い出します。
まだ、濡れていますが乾くと更に味が出てきます。
全体の状態です。
この柄が作成したい内容の一つでした。
感動しているあちょでございます。(^_-)-☆
まとめ
・濃度は布を浸ける前に、爪楊枝などで染液の濃さを確認
・浸ける時間を60分
(模様を補足する場合は20分程度)
・締め付ける強さはほどほどに
・液から出した後は40分置く
これらを意識しました。
模様に成功・失敗は存在しないかもしれませんが・・・
今回の模様は理想に近い形となりました。
正直に喜んでおきたいところです。(#^.^#)
今はエコ染料を使用していますが、コストがかかる為
お店でまとめ買いをする予定です。
試しに実践してみたい人は今回使用したエコ染料をおすすめします。
同じように実践すれば近い形になると思います。